ひと昔前のように真っ赤に着色されたウインナーを見かけることは少なくなりましたが、今でも大半のウインナーはきれいなピンク色をしています。この色の理由は、「亜硝酸ナトリウム」という発色剤を使っているからです。発色剤は、肉の色素に反応して、加熱してもピンク色を保つ作用をします。また、肉の臭みを消して風味を増し、細菌の増殖を抑える効果があるともいわれ、古くから加工肉の製造には欠かせないものとして使われてきました。
エフコープで取り扱っている『ウインナーソーセージ』は、「不必要な添加物は、できるかぎり使わない」という考えから、発色剤を使用していません。あわせて、食感を良くするための結着剤や賞味期限を延ばすための保存料といった添加物も、一切使用していません。
エフコープの食品添加物基準について《食品添加物基準|エフコープ》
『ウインナーソーセージ』は、牛肉と豚肉の合びき肉を原料に使用しています。豚肉は、鳥取県東伯郡琴浦町と宮崎県児湯郡で育てられた産直豚です。また、牛肉は鳥取県東伯郡琴浦町で育てられた産直牛に指定。飼料や肥育方法にこだわった確かな品質の牛肉と豚肉を、配合比率=豚9:牛1の割合で使用しています。
ウインナーならではのパリッとした食感を出すために、皮の部分には羊腸を使用しています。
『ウインナーソーセージ』の製造元である「みやこハム」は、福岡県豊前市にあります。20数年前から生協の産直豚肉を使用した商品開発に取り組んできました。商品の「安心・安全」はもちろん、衛生面も従業員全員で管理しています。工場内の検査室では一般生菌数・大腸菌・サルモネラ・黄色ブドウ球菌の検査の実施や、2週間に1度外部コンサルタントによる5S(整理・整頓・掃除・清潔・しつけ)と身だしなみのチェックを受け、よりよい商品づくりに励んでいます。 また、工場では商品を約15分後に冷凍状態にする、最新鋭のトンネルフリーザー(急速冷凍機)を導入。計量・盛り付け後に急速冷凍することにより菌の増殖を防ぐ、品質管理にも配慮した機械でもあります。「みやこハム」は、おいしい食品づくりはもちろん、衛生管理も職員全体で徹底して行っている製造メーカーなのです。
『ウインナーソーセージ』は1974年、エフコープの前身のひとつである北九州市民生協で誕生しました。今ではあまり見かけなくなりましたが、当時ウインナーソーセージと言えば、真っ赤に着色された「赤いウインナー」が主流でした。そんな中、組合員から寄せられた「不必要な添加物を使用していない安心でおいしいウインナーを子どもたちに食べさせたい」という声がきっかけで、『ウインナーソーセージ』作られました。
商品の開発に当たったのは、豊前市にある「みやこハム」です。着色料や防腐剤、さらには発色剤を使用しないソーセージ作りは一般的ではなく、開発には問題が山積みでした。そのため、『ウインナーソーセージ』が誕生したのは、開発に着手してから約半年後のこと。やっと開発された当時のウインナーは、肉の色が悪く日持ちもしない上、包装袋もナイロン袋を輪ゴムでとめたものだけでした。組合員の意見を聞きながら何度も試作と試食を繰り返し、塩分量や加熱時間を調整するなど、一つひとつ問題を解決していったそうです。そうした努力の結果、組合員の声に応えたウインナーソーセージがようやく誕生したのです。今では一般品の中に「赤いウインナー」を見るのは珍しいほうになりました。このエフコープのウインナーの開発は、生協の消費者運動が市場を動かした代表的な話だといえます。
開発当初の商品は、着色料や発色剤を使わない自然な色合い。組合員からは「安心して食べることができる」と好評でしたが、保存料が入っていないため日持ちが悪いのが難点でした(当時の(1974年)賞味期間は約5日)。それを解消するため、1978年にパッケージ方法などの改善を行ない、賞味期限を15日間に延長。その後、スパイスを替えたり子ども向けに味をマイルドにしたりと、より良い商品をめざして改良を繰り返してきました。
組合員の声から誕生した『ウインナーソーセージ』。改良を重ねた現在でも、「安心できる商品を」という考えは開発当時から受け継がれ、着色料や防腐剤、発色剤は一切使用していません。
開発時にさまざまな苦労を経て、今ではエフコープを代表する商品のひとつになっています。
《詳しくはコチラから》「ウェブふれあい・なるほど商品講座 2007年3月」
フライパンで焼いたり、熱湯でボイルするなどしてお召し上がりください。
現在、情報を集めています。
『エッセンポーク』
『バラベーコン』
ウインナーとソーセージの違いは?
ウインナーとソーセージの違い、それは皮の部分に使われる腸の種類です。ソーセージは大きく「ウインナーソーセージ」、「フランクフルトソーセージ」、「ボロニアソーセージ」の3種類に分類されます。「ウインナーソーセージは羊の腸」、「フランクフルトソーセージは豚の腸」、「ボロニアソーセージは牛の腸」と、使われる腸の種類によって呼び名が違うというわけなのです。
ちなみに、ソーセージの語源は諸説ありますが、ドイツ語で豚肉を意味する「Sau/ザウ」と、ハーブの「Sage/セージ」がくっついて「Sausage/ソーセージ」という言葉ができたといわれています。香りや味の個性が強い「セージ」は肉の臭みを消すと同時に、殺菌防腐効果もあるため、今もソーセージ作りには欠かせないハーブです。
《「ウェブふれあいりんご館レポート」06年4月号 》 「コープのハム・ソーセージは発色剤を使ってません」
■容量...150グラム(標準10本)
■賞味期間...15日
■アレルギー...卵
■冷蔵
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